2005年5月8日日曜日
日本人アーティスト大活躍!
ワタシの友人で、「スタイル14」というホット
・ウィールズのショップをやっている、イサムく
んというオーナーがいるのですが、そんな彼から
ある日突然、ワタシの携帯に電話がかかって来ま
した。
何かと思い出てみると、「NASHさん、突然なん
ですけど、M&Kのマコトさんと、スカルプチャ
ーを創ってるワレさんの電話番号って教えてもら
えますか?」という問い合わせ。
「いいけど、どうしたの?」と聞くと、彼は簡
単に事情を説明し始めたのです。
なんでも、イサムくんが仲良くしているホット
・ウィールズのタンポデザイナー(ホット・ウィ
ールズそのものをデザインするのではなく、既存
のホット・ウィールズのホディに様々なグラフィ
ックや、ロゴ、スキャロップやフレイムスといっ
た「柄」をデザインするデザイナーのことをタン
ポデザイナーという)で、マイク・ウィルモット
というデザイナーがいるのですが、その彼が今度
新しい商品として、現行のホット・ウィールズよ
りも少し大きめのモデルとフィギュアのセットを
出す事になり、そのクルマのプロトタイプに日本
人アーティストたちにも、タンポデザインをして
欲しいと依頼して来たそうなのです。
その新しく出る予定の、プロトタイプのクルマと
いうのがこれです。
アメリカから送られてきたのは、バラバラのキッ
トの状態で、こんな感じだったそうです。
そして組立てたのがこんな状態。写真は2点とも、
イサムくんが撮って送ってくれました。Thanks!!
この上の写真のモデルは、商品名を「RAT ROD」
というらしく、このホットロッド以外にもこんな
クルマがラインナップされているそうなのです。
上から、SUBARU、ESCALADE、TRUCK、
GTOそして今回送られて来たRAT RODの5種
類。
それでは、なぜマコトとワレくんなのかと言い
ますと、まずマイクはワタシが創っているBUR
NOUTのファンで、数年前からしょっちゅう愛
読しててくれて、そこで色々な日本人のアーテ
ィストたちの記事を見ては、以前から彼らに興
味を持っていてくれてたそうなのです。
そして仕事で数年前(2年前位だったかな)に
日本に来た時に、イサムくんがあちこちガイド
をしてあげて、その時にDETROIT JUNKにも遊
びに来てくれたそうなのです。
ワタシはその時、アメリカに行っていたため会
えませんでしたが・・・。
で、ウチの店でワレくんの創ったスカルプチャ
ーをゲットしたり、マコトのフォーチューン・
キャットをメイルオーダーして滞在中に手に入
れたりして、すっかり彼らの作品を気に入って
くれて、マイクの中では「今度何か仕事を頼む
なら、マコトとワレにお願いしよう」となって
いたのでしょう。
で、今回の話しへとつながったという訳なので
す。
さらにマイクは、MR.Gのウエッブサイトも見
て関心を持ったようで、今回上のプロトタイプ
を3点送って来て、「マコト、ワレ、MR.Gに
デザインして欲しい」と依頼して来たそうなの
です。
いや~嬉しいですよね。こうやって、ワタシの
創った本からどんどんとチャンスをものにして、
世界に飛躍していく日本人アーティストたちが
いるというのは。
紹介しているこちらとしても、ひじょうに紹介
のし甲斐があるというものです。
これから、3人のアーティストたちの手に渡っ
たこのモデルは、どのように料理(デザイン)
されるのでしょうか。楽しみですね~。早く見
たいですね~。
ワクワクワクワク!!
もちろんここまで紹介したのですから、彼らが
デザインした後のものを紹介しないなんて、あ
りえないですよね。
ご安心ください。マコト、ワレくん、Mr.Gの
3人がデザインした後のモデルも、彼らが仕上
げ次第随時この「言いたい放題」で紹介してい
きますので、みなさんぜひ期待していてくださ
い。