2013年8月29日木曜日

LUNCH AND DINNER WITH FRIENDS


前回の6月に渡米した際は、かなりバタバタしていたた
め、なかなか友人たちとゆっくりと食事をする事が出来
ませんでした。
しかし、今回は少し時間があったので、今日はランチと
ディナーを古くからの友人たちと楽しんで来たのです。
まずランチは、同世代の友人であるジェニーとダンと一
緒に、彼らの地元であるヴェンチュラで楽しんで来まし
た。
場所は彼らオススメの、タイ料理とペルー料理が楽しめ
るレストランです。

アジアのタイと南米のペルー料理の店??と一瞬思いま
したが、まあ異国のアメリカなあるレストランなので、
細かい事は気にしないで行きました(笑)

まずは、ダンのショップ、オールド・ゴールド・ガレー
ジから。




















ダンがシートメタル(1枚の鉄板)から作ったというタ
ンクを見せてくれました。




















最近は、バイクにもかなり力を入れてるそうです。
























































シボレー・コルベアのフラット6を積んだ、1940年
フォード・ピックアップ。






































どうやらダンは、変わったクルマがお好きなようです。
まあ、本人も変わってますから、仕方ないですね(笑)

さあ、ランチに行きましょう!








































































































美味しいランチをみんなで食べた後は、現地で彼らと別
れて、その後は買い付けなどをこなし、夕方6時に今度
はロバート・ウィリアムスとスザンヌとディナーをする
ため彼らの自宅にお邪魔しました。


























自宅にお邪魔すると、早速自慢のガレージのお披露目。
なんでも、ロバートさんは奥様のスザンヌに対抗して、
つい最近1913年のフォード・モデルTを買ったそう
なのです!!
今から100年前の自動車を、夫婦で1台ずつ所有する
って・・・この2人も完璧な変人です(笑)






































これは、愛妻スザンヌの1913年フォードのボディ。
「フフフ、スザンヌ、オレも近々キミのと同じモデルT
を走らせるからな。その時はレースだ!」とでも思って
るのでしょうか?
スザンヌのボディを、何か言いたげに見上げています。






































1913年フォード・モデルT・ランナバウトの本を使
って説明してくれる、お父さん。
とにかくこの変人・・・いや、ロバートさんは、古いク
ルマに関する知識は膨大で、グリルの形状の違いや、細
かい部分の仕様の違いなど、本当に良く知っています。
それだけ、大好きなんでしょうね。
70歳を超えた巨匠と、クルマの話しで盛り上がれると
いうのは、カーガイ同士ならではの至福の時でした。

そしてワタシたちは、ロバートさんのモデルTを仕上げ
てくれているというショップに、お邪魔する事にしまし
た。
下の写真の、真ん中にいるのがショップの主である、デ
イブ・シュッテン氏です。






































そんなデイブさん、こんなクルマを作ってました。
























































これ、エコノラインのお尻を上げながらウィリーをして、
400mを走るエギジビジョンカーで、当然ドライバー
はリアウィンドーから進行方向を見て走るという、とて
つもなく高度なドライビング・テクニックを要するクル
マなのです。
クルマのショーネームは、バックアップ・ピックアップ。
そもそも、こんなクルマを作って走らせようっていう発
想と実行力が、まさに敬服ものです。
しかもこのクルマ、世界に1台しかなかったそうなので
すが、昨年大クラッシュで廃車になってしまい、それで
デイブが新たなる1台を作る事となったそうなのです。
しかも・・・大クラッシュを起こした、唯一このクルマ
を操れるドライバーが、80代という高齢のため、クラ
ッシュと同時に引退してしまったため、このバックアッ
プ・ウィリーカーが完成したら、製作者のデイブ本人が
ドライブもする事になっているそうで、どんだけ多才だ
よ!と関心せざるを得ない人なのでした。
























































そしてこのデイブさん、ストリート・ロッダー最新号の
表紙を飾った、この34年フォードも作った人でした。




















この34年フォードの記事は、最新号のフライ・ウィー
ルにも掲載されているので、そちらなら日本語で読めま
す。

お父さんは、自分のモデルTのフレームが気になって仕
方ないようです。






































工場奥には、レストア待ちのこんなクルマも置いてあり
ました。






































そして、デイブを含めたみんなで食事をした後は、彼が
工場を間借りしているギャルピン・グループのミュージ
アムを完全貸し切りで見せてもらいました。
というか、ここは一般公開はしていない場所らしく、ワ
タシとロバート夫妻とだけで、堪能出来たのです。
これだから、旅はやめられません。
こんなもん、現地に行かないと決して自分の目では見れ
ませんからね。

しかも、エド・ロスのキャラクターである、ラット・フ
ィンクやジャンクヤード・キッドたちが、馬の代わりに
なっているという、スペシャル・メリゴーランドにも乗
せてもらっちゃいました!









































































































































































































これは、生前エド・ロスが作っておいた墓石だそうです。
しかし、彼の最後の奥さんであるアイリーンが気に入ら
なかったそうで、結局エド・ロスのお墓には使われなか
ったため、このミュージアムに展示してありました。
























































メリーゴーランドなんて乗ったの、何年ぶりだろう?
しかもこんな、モンスター・メリーゴーランドだなんて。
このように、今日も朝から晩まで超充実した1日でした。