今回のアメリカの旅で更新する「言いたい放題」
も今日がラストです。
前半から中盤はけっこう忙しかったのと、アメリ
カでのアップデートというものにまだ馴れてなか
ったため、毎日の更新はできませんでしたが、後
半は時間も出来たため、結構毎日更新ができまし
た。
さてさて、そんな最後のアップデートは、タイト
ルにもあるようにビリーがニューギャラリーをオ
ープンさせたという、またまた後日ネタで締めさ
せていただきます。
といっても、大半の人はまず「ビリーって誰よ
？」って思う事でしょう。
まずは下の写真をご覧下さい。一番左に写って
いる、一際ワイルドな風貌の人がビリーこと、
Billy Shire=ビリー・シャイアーなのです。
彼は、ＬＡでは超有名なラ・ルーズドゥ・ジーザ
ス・ギャラリーのオーナーで、カスタム・カルチ
ャー、ロウブロウ・アート、アンダーグラウンド
・アートの世界では知らない人はいないという
（もしもその世界で生きててビリーの事を知らな
かったら、その人は絶対にもぐりと断言できます）、
ひじょうに有名なギャラリーオーナーなのです。
元々８０年代に、メルローズにギャラリーを構え
たビリーは、その頃からアンダーグラウンドで活
動するアーティストたちをサポートし、その後カ
スタム・カルチャーという言葉や、ジャクスタポ
ーズなどが創刊されてからは、多くの人たちがそ
の手のアートに興味を持つようにもなり、ビリー
のラ・ルーズドゥ・ジーザス・ギャラリーが、一
つのアンダーグラウンドアーティストたちの登竜
門的な場所として認知されていくようになるので
す。
この、ラ・ルーズドゥ・ジーザス・ギャラリーを
きっかけに活躍するようになっていったアーティ
ストは数知れず、それこそジミー・Ｃやザ・ピッ
ズ、シャグ、コジック、クープといった今では大
御所のアーティストたちから、アラン・フォー
ブス、ティム・ビスケップ、ゲイリー・ベースマ
ン、ジェフ・ソートといったニューカマーまで枚
挙にいとまがないのです。
そんなビリーが、４月２日に新しいギャラリーを
オープンさせました。
その名も「Billy Shire Fine Arts=ビリー・シャ
イアー・ファインアーツ」で、まさにその名の通
りアンダーグラウンドなものよりも、すでにネー
ムバリューのあるアーティストたちがクリエイト
するファイン・アートをメインとして、フィーチ
ャーしていくコンセプトのギャラリーなのだそう
です。
まぁこれからは、ラ・ルーズドゥ・ジーザス・ギ
ャラリーと、このビリー・シャイアー・ファイン
アーツを使い分けて、また新たなアートシーンの
発展に貢献していくのでしょう。
場所はカルバーシティにあり、それこそＬＡの空
港から１５分もかからない場所なので、アート好
きの人はぜひチェックしてみてください。
Billy Shire Fine Arts
住所：5790 Washington Blvd,
Culver City,CA,90232
電話：323-297-0600
という訳で、また今度は日本に帰国してからの
「言いたい放題」をぶちかましていくので、お
楽しみに。
