2005年3月30日水曜日

Thank you RYK!


今や、押しも押されもせぬほどの人気を誇る、シ
ルバージュエリーブランドの「スターリンギア」。
そのスターリンギアの、デザイナーでありクラフ
ツマンであるリック・マーベリックは、必ずワタ
シが日本人のアーティストたちをLAに連れて行
くと、たくさんの仕事を用意して待っていてくれ
る、ひじょうにありがたいお客さんであり、そし
て仲の良い友だちなのです。
そんなリックから、ベガスからの帰り道に、ワタ
シのケータイに連絡が入りました。
「ヘイNASH、今回も日本人のアーティストた
ちを連れて来てるのか??だとしたら、頼みたい
仕事がいっぱいあるから、彼らをまた連れて来て
くれよ!!」と。
もちろん、断る理由はどこにもありません。
「それじゃあ早速、明日行くよ」と伝え、今日彼
の家に行って来たのです。
そこで今日は、そのリックの家で今回旅に参加し
たクルーたちが、どのような仕事をこなして来た
のか、簡単にお伝えさせていただきましょう。
まず、リックの家に着いたのが、ちょうどお昼の
12時くらい。挨拶もそこそこに済ませ、早速ピ
ンストライパーたちには、仕事に取りかかっても
らいました。
まず、マコトとMr.Gがとりかかったのは、リック
の定番デザインのパンチャーリングを、何かしら
の加工を施してブラックカラーにした物へのピン
ストライプです。

















これは、素材は普通のスターリングシルバーで出
来ているのだそうですが、リックが日本に持って
いった時に、何かしらの加工をして、ブラックカ
ラーにしたそうなのです。リックも、その加工方
法についてはまだ知らないらしく、謎だと言って
いました。
でも、クールな逸品である事には間違いなく、
そのクールなリングに、更にクールなピンストラ
イプを入れて欲しいというのが、彼のリクエスト
だったのです。
そして、出来上がったのが下の写真です。















どうですか、かなりヤバイでしょ??
左がマコトの作品で、右がMr.Gの作品です。
もちろん、普通にリングとして使った場合は、使
用中にスクラッチなどする事により、ピンストラ
イプははがれる可能性があるのですが、今回のこ
れらのリングはプロトタイプで売り物ではなく、
恐らくショールームにディスプレイされる物のた
め、このようなピンストライプを入れたのだと思
います。
この仕上がりにはもちろん、リックは大喜びで、
自分でリクエストをしておきながら「よくこんな
ちっちゃい物に、入れられるな!」と感心してい
ました。
そして、マコトとMr.Gがリングを描いている間に、
ジェットレンチはショットガンタイプのエアガン
と、バーベキューコンロの蓋にピンストライプを
ドロウしてました。












また、今回唯一女性アーティストとして参加してく
れたWISHは、リックとリックの友人に、オリジナ
ルの作品を一点ずつ購入してもらい、これまたご
満悦でした。












彼女の絵は、コンサバティブな日本人にはなかな
か受け入れがたいほどのインパクトがあるのですが、
アメリカ人たちにとっては、ひじょうに刺激的で、
評判もあちこちで上々です。
そういった意味では、これから彼女はアメリカで
ブレイクをして、日本に逆輸入されるタイプのア
ーティストとして、活躍していくのが一番ベスト
な方法だと思います。

そんなこんなしている間にも、ご覧のように忙し
いリックは、自分の作品創りにも時間を割いてい
て、常に時間を無駄にしない姿勢に、彼の成功の
一端を見たような気がしました。












※このブログは、一回の更新で写真が5点までし
かアップできない事が今判明したため、あえてこ
こで一旦打ち切り、次の「つづき」へと続いて文
面と写真をアップしましたので、読んでください。