2016年7月20日水曜日

24TH ANNUAL DETROIT JUNK!!


ものすご〜く久しぶりの投稿です。
いつぶり?
え?2015年の9月13日ぶり?
それはそれは、久しぶりだ・・・。

なんで突然このブログを再開、書き出したかというと、
実はタイトルにもある通り、今日はワタクシの原点でも
あるDETROIT JUNKの24周年記念の日だっ
たからなのです。

インスタグラムやFBなどには、ちょい長めの文章で投
稿させていただいたのですが、実はもっと書きたい事が
沢山あり、それでこちらのブログに書こうと思い、書き
出したという訳なのです。

その書きたい事というのは、24年前の今日、1992
年7月20日(月)に、ワタクシは東京都杉並区今川
1−10−17の環八沿いにある店舗にて、当時サラリー
マン時代の友人であったガンビーこと大塚くんと二人で、
このDETROIT JUNKをオープンさせました。
下の写真が、その当時のお店です。




当時25歳だったワタシたちは、自分たちのショップを
オープンするにあたり、サラリーマン時代(ほんの数ヶ
月ですがサラリーマンをやっていた時期があるんです)
にお世話になった有名企業の重役だった方や、諸先輩方
に「これこれこういう商売を始めようと思ってるのです
が・・・」と意気揚々と相談に行ったのですが、ことも
あろうかそれらの相談相手のクソじじい共・・・ではな
く諸先輩共はどいつもこいつも金太郎飴のごとく「そん
なのは、どうせうまく行く訳ないんだから、よしなさい」
と言ってきやがりまして、20代中盤の血気盛んな若者
だったワタクシは「どいつもこいつも、誰一人としてポ
ジティブな意見を述べずに、ネガティブな事ばっか言い
やがって、絶対にこいつらの鼻を明かしてやる!」と、
怒り心頭で鼻息荒くお店をオープンさせたのでした(笑)

その後は、もちろん今までずっと順風満帆な時だけでは
なく、厳しくつらい時期も多々経験しましたが、それで
もこの24年間自営業を絶対に辞めなかったのは、その
時のクソじじい共・・・ではなく、諸先輩共がもしもワ
タシがビジネスを辞めたとしたら「ほら、ね?言ったで
しょ?どうせうまくいく訳がないって」と言われるだろ
うという思いから、「意地でも絶対に続けてやる!何が
何でも、死ぬまでやってやる!」という気持ちで今日
(こんにち)まで続けて来たのです。

24年前の、当時25歳の時のワタシはこう思いました。
「なんで大人って、若いヤツがやろうとしている事を、
鼻から馬鹿にして、どうせうまくいく訳がないって、決
めつけて言うんだろう?」って。
ちょっと人生長く生きてるからって、ちょっとワタシた
ちより年が上だからって、なんでこいつらこんなにエラ
ソーなんだろう?って、ずっと思ってるんですよね〜。
もちろんそれは、今でも。
だから、少なくともワタシ自身は、世間で言うところの
そういう大人には死んでもなりたくないと思い、今まで
やって来ました。

その究極の選択が、「プロアーティストになって飯を食
って行きたい」なんて言ってる、完全に世間をなめきっ
た、絶対にふざけてるとしか思えない考えを、真剣に持
っているアーティストになりたい予備軍たちのサポート
で、本来なら「アーティストとして飯を食って行きたい」
なんて言えば、周囲からは「そんなの絶対にうまくいく
訳ないんだから、よしなさい」って言われるのがオチで、
誰も真剣にサポートや支援なんかしてくれなく、だから
こそそういった、世間的にはふざけた夢かもしれないけ
ど、本人はガチで真剣にやりたいと思っているんだから、
だったら昔自分が言われた言葉を彼らに吐くのではなく、
「いいじゃん、それ。やってみようよ!」と、昔自分が
言われたかった、でも誰にも言ってもらえなかった言葉
を、ワタシがアーティストたちにかけているのです。
そういった思いが、マコトやMr.Gを生んだ、カスタ
ム・カルチャー・プロダクションの根底にはあるのです。

大人って、ほんとムカつきますよね〜。
ワタシは、年齢だけは当たり前のように年を積み重ね、
現在では49歳ではありますが、一度たりとも「年を取
りたい」とは思った事はありませんし、ましてや自分の
事を「大人」だとか「初老」だとか「老人」だなんて、
口答でも文章でも絶対に言いたくもありませんし、言い
ません!
ましてや、頭でだけで考えて、ちょっと突拍子もない事
を言う相手に対して、その相手の年齢は関係なく「そん
なのはどうせうまく行く訳ないよ」なんて、死んでも吐
きたくはありません。

もちろん今でも、いや、今この49という年齢だからこ
そ、周りには当時ワタシがムカついたような事を言う大
人たちは、ウジャウジャとおりますが、そういった連中
に対しては、ものすごく嫌悪感がありますし、軽蔑もし
ています。

24年前のお店をオープンした、最初からではありませ
んが、それでも少なくとも15年以上は、カスタム・カ
ルチャーの伝道師なんていう、ふざけた肩書きを自分で
勝手に付けて、日本国内はもとより世界中をカスタム・
カルチャーの仕事で駆け巡って、それを生業として毎日
愛する家族と楽しく生きています。

来年の今日、2017年7月20日で、25周年を迎え
る事が出来るのですが、その25周年を迎えたあかつき
には、ワタシがやろうとした事に反対をしたクソじじい
共に「お前らが反対した、否定した商売を、25年もや
ってやったぜ!ざまーみろ!!」と、顔につばを吐きか
けながら、中指を両手で立てながら、言ってやりたいで
す。

そのためにも、また来年までの1年間、がむしゃらに頑
張ります!

FUCK!OLD FART!